すなおに従うということ
08.122013
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最近娘(JK)がお菓子作りに凝っています。
発端はバレンタインデーに、
持ち寄りチョコパーティーをやった時に、
手作りのチョコレートケーキを作ったのが、
評判が良かったからみたいです。
で、今その娘がクレープを焼こうとしているんですが、
材料を計るのが面倒くさい、
計らずに済む方法はないのかな?と聞くんです。
で、そこで私が娘に言ったことが、
これネタになるんじゃね?
って思ったんで書くことにします(笑)
私は調理師免許を持っていて、
一応ひと通りの料理は学んできました。
製菓についても基本的なことは知っています。
また、自分がお菓子作りが好きなので、何度も作って来ました。
お菓子を作る時に、計量するというのは、
非常に面倒ですが、これをやらないとうまく作れないんですね。
また、手順も決まったものがあって、
間違えると失敗してしまいます。
たとえば、古くからあるフランスの伝統の焼き菓子に
「キャトルキャール」というものがあります。
キャトルキャールとはフランス語で4/4(4分の4)のことです。
これは、卵・小麦粉・バター・砂糖を4分の1ずつ(同分量)
配合することからついた名前です。
では、どうやって分量を計っていたのかというと、
卵を基準にしていたんですね。
卵と同じ重さになるように他の材料を計ります。
お菓子のレシピは、
菓子職人たちが長い時間をかけて
作り上げてきた黄金比でできていると、
私は思っています。
手順にしても、砂糖を入れるタイミングとか、
粉の混ぜ方とか、
焼くときの温度や時間などで仕上がりが違ってしまいます。
手順を間違ったり省略したりすると、
ふんわり膨らむはずのスポンジが、
膨らまなくて悲惨な状態(><)
ってことになりかねません。
だからといって、みんながみんな同じ材料、
同じレシピだけで作っていると、
世の中には同じケーキしかないことになってしまいます。
でも、違いますよね?
最初に基本のものがあって、
そこから色々足してみたり引いてみたり、
デコレーションしてみたり、
形を変えてみたり・・・
そうやって工夫することで、
自分の特色、カラーを打ち出していきます。
それが、他の人の作ったケーキよりも、
美味しかったり、綺麗だったり、
可愛かったり、変わっていたりすると、
人目を引きますね。
人はそういうものに、惹きつけられ、
欲しい(食べてみたい)という欲求が湧きます。
で、食べてみて、美味しかったら、
また食べたいって思いますよね。
つまり、リピーターになって、また買ってくれます。
その人は、きっと今度は違ったケーキを買っていくでしょう。
そして、ファンになった人は、
ココのケーキは美味しかったよって、
友だちなんかに教えますよね。
人は、自分が知っている良い物を
誰かに教えたいって思うようなんですね。
あなたもそうじゃないですか?
私なんかは、割とそういうほうで、
美味しいお店があったら、即ブログにアップしちゃいますもん^^;
自分が知ってることを半分自慢したい気持ちもあり~の、
自分だけが知っているのはモッタイナイと思い~ので、
別にそのお店に頼まれたわけでもなんでもなくて、書きますね。
そしたら、私の記事を見て、
そのお店に行った人がまた誰かに紹介して・・・って、
どんどんクチコミの輪が広がっていきます。
そしてどんどんファンが増えて、
そのお店は大繁盛ってことになりますよね。
(これを利用して問題になったこともありましたけど。
ステマとか口コミのサクラとか。)
ところが、見た目はすごく良かったのに、
実際食べてみたら美味しくなかった時はどうでしょう?
買った人は2度と来ません。
しかも悪いことに、
あそこは美味しくないよって
評判が立ってしまうと、もう悲惨です。
悪い噂が広まるのは、いい噂が広まるよりも速いです。
しかもオヒレハヒレがついて、どんどん大きくなってしまいます。
そして、お店は閑古鳥が飛び回ってるだけという状態に。
これがいわゆる「ブランディング」っていうものなんじゃないでしょうか。
いかにして、土台となる基本のものを
しっかりと固めた上で、自分カラーを出すか。
見た目だけの、
安っぽいチャラい美味しそうなものを並べ立てた所で、
いいのは最初だけ。
すぐに人は離れて行ってしまいます。
どうすれば、自分のもとに人を引き寄せて、
ファンになって貰えるか?
何を提供すれば人は喜んでくれるか?
人は何を求めているのか?
自分は何ができるか?
・・・・・・
頭、使うと、疲れますね^^;
ケーキでも買ってきてお茶にしようかなw
で、話は戻りますが、娘にはちゃんと計量しないと、
ろくなもんは作れないよと教えました。
アフィリエイトのにおいても、
これは同じことが言えます。
面倒でも、やるべきことはキチンとやる。
自分の勝手な解釈で、途中を端折ったりしない。
正しい方法と順序を学ぶ。
そして、繰り返し、継続する。
これが1番大事です。
ということで、親子揃って、まだまだ修行中です。