自分の理想とする最後のシーン
09.072013
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高倉健主演の「あなたへ」を観ました。
ストーリーは、
病気で妻を失い、残された夫が、
妻の残した手紙に従い、
富山から、妻の故郷である長崎までを旅して、
目的地の海に散骨するというものでした。
旅の途中での様々な人との出会いと別れ、
妻との思い出がオーバーラップして、
記憶を辿る旅でもあります。
最初は受け入れてもらえなかった散骨を、
ようやく願いがかなって、
海へ流すシーンは、
とても美しく切なく哀しいものでした。
わたしは、26歳の時に、
病気で死と向き合ったことがあります。
なので、それ以降の人生は、
おまけの人生っていうか、
貰いもんの人生だと思ってます。
だから、自分の生きたいように、
生きて、
死にたいように、
死にたいと、
常々思って来ました。
で、いつの頃か、
記憶に定かではありませんが、
お墓などに埋葬するのではなく、
海や山に遺骨を撒く、
「散骨」という形があることを
知りました。
そして、それを望むようにもなりました。
今日この映画を見て、
その思いは、
更に強いものとなりました。
今までにも、何度か言ったことはあるのですが、
連れ合いの田舎である天草の海に
散骨してねと、
改めて頼みました(笑)
連れ合いの反応は薄かったんですが^^;
きっと叶えてくれると思ってます。
あ、あと、カプセルに詰めた遺灰を
宇宙に打ち上げてもらって、
お星様になるっていうのもいいなあww