お雛様の呪い?
03.042013
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こんばんは、五月です。
生活時間帯が世間様よりずれてるので、
深夜に更新が多いです^^;
今日はひなまつりでしたね。
上の写真は我が家のお雛様です。
木彫りにうるし塗りの人形で、
小さくてコロンとしたところがとても好きです。
これは私が子供の頃に、
5段飾りに憧れて母にねだったところ、
高価であることと家に飾るスペースもないことから、
5段飾りは無理ってことで、
これを買ってもらったように記憶しています。
豪華な5段飾りのお雛様に比べ、
手のひらに乗るような小さな小さなお内裏様とお雛様。
当時はなんだかごまかされたような気分でしたが、
大人になると良さがわかってきて、愛着も湧いて来ました。
で、私にも娘ができて、その娘が5歳くらいの頃に、
やっぱり同じようにお雛様がほしいと言い出しました。
保育所に飾ってあった、豪華なお雛様が綺麗で、
欲しくなったんでしょうね。
数十年前に母に覚えさせた苦悩を、
私自身が娘から投げかけられたわけです。
我が家にもやっぱり5段飾りを飾れるようなスペースも、
しまっておくスペースもありません。
なによりも、何十万もするお雛様を
買う余裕なんてどこにもありません。
そこでこのお雛様を娘にあげたのですが、
案の定、納得した顔はしませんでした^^;
血は争えないとは、まさにこのことでしょうかw
常に歴史は繰り返すww
そこで、私が考えた苦肉の策は、
3人官女もいる、左近桜と右近橘もある雛壇を「作る」ことでした。
おひなさまのキルトのキットがあったので、早速チクチク。
出来上がったのがコレです。
その時は、これでなんとかお茶を濁したのですが、
娘が納得したかどうかは定かではありません^^;
あれから10年が過ぎ、JKとなった娘は、
今ではお雛様がほしいとは言いませんが、
たまに買い物先でお雛様が並んでいるのを見かけると、
「いいなあ」とつぶやくところを見ると、
未だにお雛様へのあこがれは残っているようです。
かくいう私も、やっぱりいつかは
お雛様を飾って見たいという気持ちはあります。
親子2代の念願が叶う日がいつかは来るのでしょうか。