わたしのターニングポイント
05.022013
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ターニングポイントって、ご存知ですか?
はてな キーワード によると
http://d.hatena.ne.jp/keyword/
ターニングポイントとは、
・転換点。
・転機。
・巻き返せるチャンス。
のことです。
わたしの人生に置けるターニングポイントについて、
お話しようと思います。
人生におけるターニンポイントとは、
生き方が大きく変わった時をいうのではないでしょうか。
特に注目して欲しいのは、3つめの「巻き返せるチャンス」です。
つまり、ダメだと思った時が、、そこから立ち上がり、這い上がり、
上昇できるチャンスだということなんですね。
わたしの人生のターニングポイントは、実は、何回もあります。
そのうちの何回かは、ごくごく普通の人生の転換点に過ぎませんでした。
でも、その中の数回は、まさに巻き返した転機だったのです。
さて、わたしの人生の、最大のターニングポイントは、
26歳の時にやって来ました。
26歳の時に、大きな病気をしたんです。
入院して、腫瘍であることがわかりましたが、
それが良性であるか、悪性(ガン)であるかは、
開けてみないとわからないということでした。
わたしは、21歳の時に母をガンで亡くしています。
そのため、わたしも家族も、わたしがガンであることを覚悟していました。
が、わたしは、病院のベッドで横たわって、
白い天井を見つめながら、自分のそれまでの人生を振り返ったんです。
学生時代は、親の言うことを聞くいい子ちゃんで、ずっと通して、
自己主張というものをほとんどしてきたことがありませんでした。
そして、21の時に母を亡くしてからは、
母に代わって家のことを切り盛りする、主婦業に明け暮れていました。
気がつけば、彼氏もいない、なにひとつ女子らしい楽しみもない、
暗黒の青春時代だったわけです^^;
ここで、自己憐憫に浸って、ヨヨと泣き崩れるほど、乙女ではなかったわたしは、
いきなり、大きな怒りの感情を覚えたんです。
なんで、まだなにひとつ、いいことがなかったのに、
ここで人生を終わらせなきゃいけないのか?と。
親の言いなりになって、自分を抑えこんで、
したい事も我慢して、言いたいことも言って来なかったのかと。
何もせずに、のうのうと、ただぼんやりと、与えられた人生を生きてきていた、
そんな自分にモーレツに腹がたったんですね。
もし、わたしが、病気から生還したならば、
その後の人生は、わたしの生きたいように、
思うがままに生きてやろう!
そう、自分に誓ったんです。
自分の人生。
人のための人生ではありません。
自分の好きなように、生きてはいけない理由なんて、
どこにもありません。
それが、なぜ死の入り口が見えるまでに、気づかなかったのか?
不思議で仕方ありませんでした。
自分の頭で考えて、行動していなかったからなんですね。
小さい頃から、親や、先生や、世間の常識、といったものに、
いつのまにか飼いならされていたからなんです。
そんなものに、しばられていなくてもいいんだと、
そのとき初めて気が付きました。
こうして、わたしは私自身が抱えていた、いろんなものから、
自分を開放するということを知りました。
これが、わたしの人生のターニングポイントです。
この後のわたしは、自分の意見を人に言えるようになりました。
Yes・Noを言えるようになったんです。
わたしにとっては大きな進歩でした。
今のわたしは、精神的にかなり開放されて、
結構楽に生きることができています。
自分に素直に、楽しければ笑い、
悲しければ泣き、怒り、愛情を注ぐ。
あたりまえのことなんです。
でも、そのあたりまえのことが、できなくて、
苦しかったり辛かったりするんですね。
自分を解放するには、
自分を好きになって、
自分を認めて、
許すことが必要なんです。
若いころのわたしは、そうではありませんでした。
自分の殻に引きこもって、がっちりガードを固めていました。
あの頃のわたしに言えるものなら、言ってやりたいです。
もう少し、遠い目線で先を見てごらんと。
さて、これが、わたしのつかんだターニングポイント(巻き返せるチャンス)です。
あなたにも、きっとターニングポイントが、ありましたよね?
もしよかったら、それをわたしに教えて下さい。