ネットで夜桜見物
03.312013
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関東方面はもう桜が満開のようですが、
私の住む辺りは、まだ5分咲きくらいです。
今週中には満開になりそうです。
お花見、行きたいなあ~
昨夜、Facebookの「アフィリエイトディスカバリー購入者報告版」に
綺麗な夜桜の写真が投稿されていたので、シェアしたいと思います。
綺麗ですねえ~。
夜の枝垂れ桜って、とっても艶かしいですね。
日本人が花と言って、まず最初に思い浮かべるのは、
この「桜」ではないでしょうか?
桜といえば、とても好きな歌があります。
願わくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月の頃 西行
実は、この歌は好きなのですが、いつも気にかかるところがありました。
この歌の季節に、はたして桜は咲くのだろうか?
ということなんです。
きさらぎ(如月)は2月のことで、望月は満月のことなので、
2月の15日頃ということになります。
もちろん、この歌における如月は、旧暦でのことですが。
旧暦は現代使われている新暦よりも、およそ1ヶ月ずれがあると、
子供の頃に教わりました。
それでも、3月の中頃ということになりますが、
桜の花が咲くには、まだ早いような気がします。
旧暦の如月は、大よそ新暦の2月20日~3月20日頃に始まるとされています。
そして、翌月の3月(やよい 弥生)は、
大よそ新暦の3月20日~4月20日頃に始まるとされています。
ということは、かなり幅がありますが、旧暦の如月は早い年では、
2/20~3/20、遅い年では、3/20~4/20ということになりますね。
年によっては、如月に当たる頃が、花の時期に重なることもあるようです。
西行の生きた時代に、如月に桜が咲いていた事があったと考えても
おかしくないわけですね。
西行の没時(西行は歌に詠んだ通り、1190年の2月16日(旧暦)に72歳で
この世を去っています。)に桜が咲いていたかどうかは定かではありませんが、
実際に桜が咲いていたということが大事なのではなくて、
自分が愛した桜の花に見守られながら、死にたいという思い、
自分の死は自分が望むように迎えたいという思いが大事なのではないでしょうか。
お金持ちでも、貧乏でも、生まれて育った環境がどんなに違っていても、
遅いか早いかの違いはあれど、死だけは平等にやってきます。
どうしても逃れることができないのならば、
どうすればその瞬間を最良の状態で迎えることができるかが、
大事なことだと思います。
私は、ヘルパーの資格を持っていて、
老人介護福祉施設での経験も少しあります。
そこで、多くのことを学び、考えさせられました。
超高齢化社会となりつつある、今の日本の現状で、
これから先の自分自身のことや、身近な人たちのことを考えると、
非常に不安な気持ちばかりが募ります。
今の自分にできることは何か。
与えられた時間は限られています。
限られた時間の中で、自分は最大限の努力をしているか?
ただ、安穏と惰性で過ごしていては、
最後の時に後悔しか残らなくなってしまうでしょう。
もっともっと頭を使って考えないといけません。
考えるだけでは、ダメなんです。
頭の中で組み立てた考えを、実行に移さなければ、
それは紙に描いた餅で、食べることができないんです。
思考⇛実行⇛検証⇛フィードバック⇛思考⇛実行
の繰り返し、積み重ねをしないと、成長はありえません。
と、ずいぶんとエラそうなこと言ってますが、
自分自身への戒めの言葉です。
ナマケモノなんです、私。ハイ^^;